治療・サポートご本人様・ご家族様・相談機関の方へ
パソコンやタブレット、スマートフォンなど、ご希望の媒体をご利用いただけます。
盗むつもりはなかったのに万引きしてしまっていた…
といったお悩みに関するご相談を受け付けております。
再犯防止に向けて、臨床心理士や精神科医といった専門家がサポートいたします。
初回面談は無料で行っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

主な治療法~認知行動療法
認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy, CBT)とは?

認知行動療法(以下CBT)では、セラピストとクライエントの共同作業により、クライエントの「認知(物事の捉え方)や思考」と「行動」に焦点を当てていきます。
そして、徐々にクライエント自身や抱える問題を理解し、その問題への対処法や解決法を一緒に探っていく、比較的短期集中型の心理療法です。
CBTでは、クライエントの思考や行動パターンなどを細かく分析し、特に窃盗行動に関連していると思われる強い感情や衝動的な行動の意味や妥当性を深く考え、クライエントのペースに合わせてセッションを進めていきます。
また、対人関係を上手く保つスキルや、自分の気持ちを上手く落ち着かせるテクニックも学び練習していきます。
CBTの最終目的は、クライエントが療法終了後も自分で適切な行動や認知を実践し継続することにあります。
クレプトマニアにおいては、お金がないのにどうしても必要なので盗んでしまうわけではありません。ある程度の所持金も有しており、窃盗や万引きが犯罪であると知っているにもかかわらず、「欲しい」と思うと衝動的に万引きを繰り返してしまいます。
具体的な対応策(1人で出かけない、大きいバッグを持っていかない等)を実施しながら、なぜ盗んでしまうのか(ストレスの発散や達成感の気持ち等)、どのようなことが影響しているのか(親子や夫婦間の不和、強い孤独感等)といった要因を探っていきます。
それらに対する現実的な解決目標を立て、自分の問題に「振り回される(コントロールされる)」のではなく、自分で自分の問題を「コントロールしていける」ようになることが目指されます。
治療に関するご注意
- 当機関はすべて自費診療となっております。
- 当機関はすべて外来で、入院等の施設はございません。
- 精神科、心療内科等に通院中の方は、初回面談の際に主治医の紹介状をご持参ください。
- 認知症、発達障害等の診断の場合、当機関では治療をお引き受けできないことがございます。
- 裁判前の方につきましては、「弁護士の先生方(司法サポートプログラム)」のページもご参照ください。
治療の流れ
心理検査・神経心理学的検査を施行します。ここでは、治療を始める前に、幅広い検査と治療で扱う問題の整理をします。重篤な状態にある方は、当機関の医師診察を受診していただいたり、他機関を紹介することがあります。
必要に応じて、対面での認知検査(約2時間、12,100円(税込))を追加で受けていただく場合がございます。
医師診察:16,500円(税込)
治療をご希望の場合、30分の電話診察をお受けいただいております。
治療(認知行動療法):12,100円~/回(税込)
窃盗症と診断された方へご案内可能です。窃盗行為を中心に自身を振り返り、実行した背景を考察したり、トリガーや対処方法、解決方法を見つけて改善に取り組みます。
窃盗症に該当しなかった場合、5回を上限としてサポート面談をご提供しています。
治療に関するご相談・
お問い合わせ
医療、福祉等相談機関の方
まずは、無料の初回面談がございますので、ご希望の場合はご本人様より初回面談予約のご連絡をいただけましたら幸甚に存じます。
医療機関からご紹介の場合はご紹介状をご持参いただきますようお願い申し上げます。