クレプトマニア医学研究所へのご相談(窃盗症、盗癖、万引き治療、再犯防止等)

治療・サポートご本人様・ご家族様・相談機関の方へ

重要なお知らせ【オンライン治療について】
現在、新型コロナウイルス感染症の影響拡大が懸念されております。
当研究所では、ご利用者様の安全や感染拡大防止の観点から、
Zoomを用いたオンラインでの対応や治療を拡充いたしております。
オンラインでの対応につきまして
(新型コロナウィルス感染症に関するお知らせ)
盗むことをやめられない、やめたいと思っているのに万引きをしてしまう、
盗むつもりはなかったのに万引きしてしまっていた…
といったお悩みに関するご相談を受け付けております。
再犯防止に向けて、臨床心理士や精神科医といった専門家がサポートいたします。
初回面談は無料で行っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

主な治療法~認知行動療法

認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy, CBT)とは?

認知行動療法(以下CBT)では、セラピストとクライエントの共同作業により、クライエントの「認知(物事の捉え方)や思考」と「行動」に焦点を当てていきます。
そして、徐々にクライエント自身や抱える問題を理解し、その問題への対処法や解決法を一緒に探っていく、比較的短期集中型の心理療法です。

CBTでは、クライエントの思考や行動パターンなどを細かく分析し、特に窃盗行動に関連していると思われる強い感情や衝動的な行動の意味や妥当性を深く考え、クライエントのペースに合わせてセッションを進めていきます。
また、対人関係を上手く保つスキルや、自分の気持ちを上手く落ち着かせるテクニックも学び練習していきます。
CBTの最終目的は、クライエントが療法終了後も自分で適切な行動や認知を実践し継続することにあります。

クレプトマニアにおいては、お金がないのにどうしても必要なので盗んでしまうわけではありません。ある程度の所持金も有しており、窃盗や万引きが犯罪であると知っているにもかかわらず、「欲しい」と思うと衝動的に万引きを繰り返してしまいます。
具体的な対応策(1人で出かけない、大きいバッグを持っていかない等)を実施しながら、なぜ盗んでしまうのか(ストレスの発散や達成感の気持ち等)、どのようなことが影響しているのか(親子や夫婦間の不和、強い孤独感等)といった要因を探っていきます。
それらに対する現実的な解決目標を立て、自分の問題に「振り回される(コントロールされる)」のではなく、自分で自分の問題を「コントロールしていける」ようになることが目指されます。

治療に関するご注意

  • 当機関はすべて自費診療となっております。
  • 当機関はすべて外来で、入院等の施設はございません。
  • 精神科、心療内科等に通院中の方は、初回面談の際に主治医の紹介状をご持参ください。
  • 認知症、発達障害等の診断の場合、当機関では治療をお引き受けできないことがございます。
  • 裁判前の方につきましては、「弁護士の先生方(司法サポートプログラム)」のページもご参照ください。

治療の流れ

STEP01
お申し込み
電話あるいはメールにて初回面談をご予約ください。
STEP02
初回面談(無料)
臨床心理士がご相談内容を伺い、当機関で可能な治療の流れをご説明します。
STEP03
アセスメント(心理検査)
約2時間/11,000円(税込/平日)
心理検査・神経心理学的検査を施行します。ここでは、治療を始める前に、幅広い検査と治療で扱う問題の整理をします。重篤な状態にある方は、当機関の医師診察を受診していただいたり、他機関を紹介することがあります。
必要に応じて、対面での認知検査(約2時間、11,000円(税込/平日)を追加で受けていただく場合がございます。
STEP04
治療
1回2時間/14,300円(税込)
月2回、1クール全24回ご参加いただきます。認知行動療法を中心としたグループ形式の治療プログラムです。1クールごとに継続・終了をご相談していきます。

治療に関するご相談・
お問い合わせ

医療、福祉等相談機関の方

万引きがやめられない、何度も捕まっているのに繰り返している…そんな問題を抱えている相談者の方がいらっしゃいましたら、当機関をご紹介いただけます。
まずは、無料の初回面談がございますので、ご希望の場合はご本人様より初回面談予約のご連絡をいただけましたら幸甚に存じます。
医療機関からご紹介の場合はご紹介状をご持参いただきますようお願い申し上げます。

クレプトマニアに関する
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